手術について
まずは下の動画をご覧下さい。腰部脊柱管狭窄症治療の第一人者、中川卓爾先生が
腰部脊柱管狭窄症の手術をしても、再発してしまう理由をご説明しています。
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(1分15秒)
腰部脊柱管狭窄症は手術を適用することが多い病態です。検査結果が出た始めのうちは保存療法が基本になりますが、なるべく安静にしていなければ、急に症状が悪化してしまって早急な手術が必要になるという場合も少なくありません。
また、手術の方法にはいくつかの種類がありますが、基本は狭窄してしまった脊柱管を部分的に広くして神経の圧迫を取り除くことになります。
方法として、開窓術、椎弓切除術、腰部脊柱管狭窄拡大術などがあります。また、神経の圧迫がひどく、椎体同士の動きが大きい場合には固定術をする場合もあります。
開窓術は、狭窄をおこし神経を圧迫している部分のみを削り取る方法ですが、出来れば不要なところはなるべく削らないことが要求され、高い技術が必要です。
また、椎弓切除術は古くから使用されている手法ですが、脊椎の後ろ側の骨を切除することで狭窄している脊柱管を拡大し、神経の圧迫を取り除きます。
また、術後に脊椎の安定性が悪くなることが多いため、あまり用いられていません。脊柱管拡大術は主に症状が進行することを予防するために用いられ、簡単にいってしまうと、狭窄した脊柱管を広げる手術方法です。
また、腰部脊柱管狭窄症が腰部変性すべり症から進行したケースで原因となっている椎体を固定するために用いられるのが、固定術です。
この方法では、自分の骨を移植したり、人工のものを使用したり、場合によっては金属のボルトなども用います。医療素材や金属を用いる場合をインストルメンテーションと呼びます。
術後は術前にも増して安静が必要です。また、コルセットなどを装着して腰部を保護し、社会復帰のためのリハビリもしなければなりませんので、入院は1ヶ月以上になる場合も多いでしょう。
重要なのは腰部脊柱管狭窄症の手術をしたからといってすぐに経過がよくなるとは限らないということでしょう。やはりリハビリなどを率先してするようにしたり、退院を早めるためには、術前にもまして患者の側からのケアが必要になってきます。