疫学について
疫学とは、個人ではなく集団を対象とした疾病についての、秩序のある研究です。また疫学は、病気と怪我の頻度やその分布に影響する因子をその学問の対象とします。
また、医学部や教育学部、経済学部等の幅広い学生に勉強されていますが、主な手法は統計学です。腰部脊柱管狭窄症の疫学という場合、症状の年齢や地域、環境などの様々な分布が対象となります。
また広範囲な調査結果など、色々なデータが元となります。腰部脊柱管狭窄症は統計として中年以降に発生することが顕著であり、若年層では先天的な腰部脊柱管の狭さがある場合を除き、ほぼ可能性は無いとも言えるでしょうけれども、症状にも差があり、軽度なものから重度のものまでその中にも様々な症例があります。
保存療法を色々試して改善しないという場合や、理学療法によって痛みが無くなったという場合もあり、また効果の持続性についても様々でしょう。
これらのことからも、統計的なデータがどれだけのことを有効データとすることができるかに期待されるところでしょう。
例として、腰椎の分離症では、昔は先天的な腰椎の弱さが原因で分離してしまう骨折であるとされていましたが、最近ではスポーツ医学の発展やデータの解析によって少年期の過激なスポーツが原因であると言われています。
昔であればこのような過激なスポーツをする少年は少なく、大部分の方は勉強に身を入れていたでしょう。また、骨の強さ自体も昔とは雲泥の差があるとよく言われているように、現代の子供の骨はかなり弱いようです。
このように統計データは一定期間が過ぎてしまえばまるで使い物にならなくなる可能性もあると言えるでしょう。疫学的なアプローチによって腰部脊柱管狭窄症の治療がより進化することは望ましいでしょう。
安静にして、できるだけ筋肉を鍛えるために、どのような方法が有効なのかなど、興味のあることは多くあります。色々な体操方法もありますが、是非より進化してほしいと思われます。